国際交流

タトー

少し前に、英語圏でない外国の研究者が訪ねてきて、タトーの回遊について熱く語り始めました。 タトーって何でしょう。 本来、話の初めに、「タトーって何?」ってすぐに聞かなければならないのですが、語りの熱さについつい聞きそびれてしまいました。もち…

ジャカルタ空港付近の宿

マカッサルからジャカルタに到着し、空港の近くで宿泊します。 ジャカルタ空港にはエアポートホテルがあったのですが、相変わらず改修中で泊まれません。 空港付近にはいつくかホテルがあります。 今回泊まったのはIbis Styles ホテル。 空港からのシャトル…

ハサヌディン大学でレクチャー

翌日の午前中、実験機材のセッティングが大丈夫なことを確認します。 その後、学生に向けの一般的なセミナーか、スタッフ向けの詳細な内容のセミナーか、どちらかやってほしいと頼まれます。 どっちでもよいと答えたら、両方やることになってしまいました。 …

ガルーダ国内線でマカッサルへ

マカッサルへ移動します。 飛行機はガルーダのB737-800。 B737といえば昔はずんぐりした飛行機でしたが、今はボディが伸びてスマートです。 この路線、一日に何本も飛んでいるのに、いつもほぼ満員。 国内線の幹線ルートなのでしょう。 ガルーダは一時期、安…

アンチョールで夕食

今回は京大のK先生と一緒に行動しているので、一緒に夕食に出かけます。 アンチョールエリアは入場ゲートがあって、夜歩いてもそれほど危なくないと聞いたので、現地の人から勧められた店に歩いて行きます。 行ったのは、シーフードレストランのバンダルジャ…

LIPI海洋学研究所でセミナー

翌日は朝からLIPIの海洋学研究所に向かいます。 現地のメダカを使った環境調査に関する打ち合わせということだったので、簡単なプレゼンの準備をしてあります。 ところが、案内されたのは大きな会議室。立派な講演会のスタイルになっていて、色々な部門の人…

今年度最後のインドネシア出張

来年度ワークショップを開催する準備のために、ジャカルタとマカッサルに向かいます。 ジャカルタ空港はいつものようにVOA(Visa On Arrival)窓口に並んでから入国審査に並びます。 ここでの時間ロスが大きい。 気温も高いので、並んで待つのが苦痛。 早く…

ポートディクソンのビーチ

最終日にやっと時間ができて、ビーチに出て見ます。 ビーチ出ると、小さな虫が飛んできて、ちょっと煩わしいです。 立ち止まると刺されそうなので、歩き続けます。 波打ち際のちょっと手前に赤黒いものがいっぱい。 これ、全部小さなカニです。 他の生物はあ…

マレーシア・シンガポール間の海草群落の行方

今回の会議の話題の中心は、マレーシアとシンガポールの間の海峡にある巨大な海草群落。 普段は水没していて、大潮の満潮の時だけ顔を出します。(昨年の写真) 「海草」は「海藻」とは異なり、海に生える種子植物です。 細長いものもあれば、丸い葉のものも…

ポートディクソンで会議

会議の会場はプトラマレーシア大学の臨海実験所。 会議はプログラム通りにきっちり進行します。 英語が上手な人が多い。 コミュニケーションが楽です。 交通も秩序正しく、バイクが少ない。 何度も来てわかっていることですが、 インドネシアに行ったばかり…

ポートディクソンへ

共同研究プロジェクトの会議のために、マレーシアのポートディクソン(略してPD)に向かいます。 クアラルンプールからほど近いビーチリゾートですが、プトラマレーシア大学の臨海実験所があります。 先月のジャカルタとは違って、今回は空港(KLIA)まで大…

久しぶりの保存ミス

東南アジアで開催されるシンポジウムでは、なぜかプロシーディングス集を作りたがる傾向があります。 しっかりした雑誌の特集号のような形なら別ですが、ただの冊子体をわざわざ作る理由は何なのでしょう。 資金源の組織に要求されることもあるでしょうし、…

新・間隔シート

ジャカルタから搭乗したJALエコノミー新・間隔シート。 確かに前後間隔が広いです。 長く座っていると、ちょっと硬いかなという気もしてくるのですが、適当に姿勢を変えたり、毛布とか枕とかうまく使えば、問題ないレベルかな。もっと長距離の便だとどうでし…

マカッサル発ジャカルタ行

今回は短い滞在で、国際会議が終わった翌日帰国します。 市街地のあちこちで、政府による石油値上げに関連するデモが起こっているらしく、迂回ルートを使って空港に向かいます。 マカッサル空港は、意外にきれいで広く、搭乗口が6つあります。 人口100万人…

ハサヌディン大学メダカ研究センター

スラウェシ島は、生息するメダカの種類が世界で最も多い場所です。 昨年、同島マカッサルのハサヌディン大学でメダカのシンポジウムを開催しました。 その時、現地にメダカ研究所を作ろうというアイデアが出たのですが、なんと、本当につくることになりまし…

International Conference of Sciences

"International Conference of Sciences" マカッサルでの今回の国際会議の名前がこれ。 ずいぶん大きな名前ですが、実際にはよくあるサイズの国際会議でした。 Organizing Committeeの専門分野が、数学、統計学、コンピューター科学、生物学なので、それらを…

ジャカルタ経由でマカッサルへ

ある国際学会のkeynote lectureを頼まれ、先週はインドネシアのマカッサルに行きました。 月曜日の朝から講義をひとつ済ませて、夕方成田発のジャカルタ行に搭乗。 ジャカルタ到着予定は午前1時。 ここ暫く体調が悪かったので、強行スケジュールにしたことを…

セミの大合唱

夕方の柏の葉公園。 セミの大合唱の中を歩きます。 ニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、夕方なのでヒグラシ。 そして、昨日ぐらいからツクツクホウシも参入。 私がわかるだけでも5種います。 今がまさにピーク。 夏の初めから終わりまで、セミの種類の…

国際交渉の支え

先日、ある国からの訪問団が来所する予定で、所内の先生方との面会や会食など準備していました。ところがその代表者が当日現れませんでした。 携帯電話に連絡すると、「行けなくなった」とのこと。 こんなドタキャンのやりかたは、自分たちには常識外で、あ…

日本の古都でチップを考える

少し前の話ですが、神奈川県の歴史的な街に日帰りで出かけました。仕事以外でのお出かけは久しぶりです。 行楽シーズンの観光地なので、どこも大繁盛。昼食に入ったソバ屋の接客はひどく、「あ~、観光地っていやだな~。」 このがっかり感も久しぶりです。 …

緊急地震速報の点検

今日は職場の緊急地震速報の放送設備の点検がありました。 考えて見ると、職場でこれを聞くのは初めてのような気がします。 (3.11の時もクアラルンプールの空港にいました) ここしばらく似たような話が続いていますが、こうして定期的に点検しているから、…

シンポジウムの写真

IOC/WESTPACシンポジウムの報告書類を書くために、ネット上で情報を確認していたら、名古屋大学の森本先生のHPを偶然見つけました。 http://bpo1.hyarc.nagoya-u.ac.jp/schedule/2014WESTPAC/2014WESTPAC.html 森本先生のHPには、2年前に同じくベトナムでご…

「普通なこと」を再び考える

以前このブログで、海外ではホテルの設備がかなりの確率で壊れていて、何でも普通に整備されていることはすごいことだと書きました。 とはいえ、シャワーの湯が出ないとか、トイレが流れないぐらいなら、その場では腹は立っても、過ぎてしまえば笑い話で済み…

ワイキキではありません

広く美しい白砂のビーチ。 ビーチフロントに白いシェラトンホテルとその手前にピンクのホテル。 まるでワイキキのようですが、ここはベトナムのニャチャンビーチです。 ワイキキとの違いは、ホテルの数が少ないこと、ビーチ沿いの通りがバイクだらけで騒々し…

IOC/WESTPACシンポジウム

寒かった日本の研究航海から急に猛暑のベトナムのシンポジウムへ。心身とも切り替えが大変です。しかし、いかにも東南アジアらしいエアコンが効き過ぎの会場で、オープニングセレモニーのIOCや地元の大物のスピーチを聞いているうちにだんだん順応してきまし…

研究航海からベトナムへ

研究船「なつしま」を清水港で下船して急いで家に帰り、IOC/WESTPAC(政府間海洋学委員会西太平洋小委員会)Scientific Symposiumに参加のため翌日の飛行機でベトナムへ向かいました。 機内ではアルコールを我慢して(涙)、発表のスライド(パワポ)を作り…

平和の祭典とはいうけれど

ソチオリンピックが終わりました。 リアルタイムで見る余裕はなかったけれど、再放送や録画でいくつかの競技は観戦できました。 競技として好きなのは、カーリング。 初めて見た時ユーモラスに思えたこの競技、ルールがわかるとハマります。 作戦を考える楽…

ナシゴレン

ナシゴレン(nasi goreng)はインドネシアやマレーシアの定番料理。ナシはご飯、ゴレンは炒める・揚げるなので、意味はチャーハンということになります。 色々なバリエーションがあって、日本でイメージするチャーハンはnasi goreng cina(中華チャーハン)…

雨季が短くなっているらしい

ジャカルタは秋から冬が雨季。毎日午後から雨が降ります。 地元の人によると、以前は9月から4月ごろまで雨季だったのに、最近では11月から2月ぐらいまでになってしまったとか。 これも気候変動なのでしょうか。 生物の分布も変わってしまうかもしれません。 …

マタノ湖とトウティ湖

夜行バスに乗って訪ねたのは、マタノ湖とトウティ湖というスラウェシの二つの湖。 これらの湖、バイカル湖やタンガニーカ湖と同様の古代湖で、それぞれメダカの固有種がいます。 ふたつの湖は20kmも離れていないのですが、それぞれの湖で種分化しているので…