実験もコロナも検証が重要

 

実験を始めるときには、まず目的を決めます。

その目的に向かって、どういう根拠をもとにどういう実験をするかを考えます。

 

実際に実験をやってみると、予想通りの結果にならないことが多いです。

このとき重要なことは、予想通りにならなかった理由の検証です。

 

検証して、実験がどこか失敗していることに気づいたら、次は失敗せずに済みます。

失敗でなかったら、どこが予想と違っていたのかを考えます。

そうすることで新たな発見が生まれ、研究が前進します。

 

新型コロナウィルスへの対応も、実験と似ています。

未知のことだらけですから、何か対策を実行しても、予想(期待)と違う結果になるのは当然です。

どこが間違っていたのか。どこが予想と違っていたのか。

失敗か成功かよりも、検証が重要です。

検証を行って、結果をきっちり公開して頂きたいものです。

それがあれば、事態は前進します。