研究航海からベトナムへ

研究船「なつしま」を清水港で下船して急いで家に帰り、IOC/WESTPAC政府間海洋学委員会西太平洋小委員会)Scientific Symposiumに参加のため翌日の飛行機でベトナムへ向かいました。

機内ではアルコールを我慢して(涙)、発表のスライド(パワポ)を作ります。乗船中から準備を始めていたので、飛行半ばで一応の形ができて、その後、話しやすいように順番を変えたり、加工したり、着陸直前まで頑張りました。

22時半にホーチミン(タンソンニャット)国際空港に到着。昨日の朝はまだ駿河湾にいたのに、何とも不思議な感覚です。(さらにその前日には列岩を見ていた)

翌朝6時の国内線に乗るので、空港に近いファーストホテル・ホーチミンを予約してあります。事前にホテルへの送迎(無料)を頼んでおいたので、名前を書いたボードを持つ係員を探します見つかりました。にこやかなおじさんです。おじさんが携帯電話を掛けるとすぐに車がやってきました。普通の乗用車です。このことは他の方がネット上で書いておられたので心配しなかったのですが、何の情報もなかったらちょっと戸惑いそうです。ホテルの名前が入った車のほうが旅行者としては安心な気がします。

お迎えのおじさんと会ってから15分ほどであっという間にホテルにチェックイン。翌朝の空港への車を予約して、大急ぎでシャワーを浴びて寝て、420分起床。440分にチェックアウトして。空港に向かう車は今度はホテルがチャーターしたタクシーでした。こんな時間に一人の客のために運転手を働かせるよりは、タクシーを使うほうが経済的なのでしょう。

午後のセッションで発表しなければならいので、国内線の遅延や欠航が心配でしたが、幸い定時に飛び、開催地のニャチャンのホテルに着いたのが8時過ぎ。なんと、オープニングセレモニーにも間に合ってしまいました。
こんな順調な移動は本当に久しぶりです。