整った環境にいると

連続4回の担当講義が終わりました。
ちょっとホッとします。
今年はバイリンガルで実施することにしたので、スライドに英語を加える作業に手間がかかりました。
上手く伝わったかどうかはテストの出来で判断します。
もし出来が悪かったら、講義した側も反省します...。
 
昨日は安全衛生の全学委員会に出席しました。
事故報告を聞くと、保護具を適切に使っていない事例が多いです。
保護具はサボらずに着用しましょう。
 
例えば手袋。
「皮膚の角質は乾燥を防ぐために進化した」などと上記の講義でとり上げているのですが、野生動物に比べてヒトの皮膚はひ弱です。
生活環境を整えて生活しているので、ヒトの体を守る機能は退化したのでしょう。
同じく講義で解説した、「浸透圧調節型生物は上皮細胞の機能で体内環境を整えることで、体内の細胞の環境適応の負担を減らしている」というのと、ちょっと似ています。