1報書いたら2報査読

ひとつの論文を投稿すると、多くの学術誌では2名以上の査読があります。
ここでよく考えて見てください。1報に査読が2名ということは、1報論文を投稿した人(研究室と言い換えてもよいかも知れません)は、2報査読を引き受けないと全体として釣り合いが取れないのです。
それどころか、1報に3人の査読がある雑誌もあることを考えると、本当は1報につき査読2回でもまだ足りないぐらいです。
学術誌のEditorial Boardの仕事も多少はするようになると、査読者を探すのはひと苦労です。研究者の皆様、「1報書いたら2報以上査読」を念頭に、査読依頼が来たら断らないで下さいね。