昨日までセミが鳴いていたのに

今日から10月。急に秋らしい気温になりました。
昨日はまだセミが鳴いていたのに。
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ツクツクホウシは見つけにくいです。
写真の中にいるのですがよく見えない。

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拡大して明るくすると、少しはわかるでしょうか。
夜になるとコオロギが鳴き、夏と秋が混在しています。
 
街路樹も似たような状況。
次の2枚の写真は、互いにすぐ近くに立っている木ですが、
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上の写真は、「まだまだ夏です!」
下の写真は、「もうそろそろ秋です!」
という印象です。
どこを撮るかで、全然違う季節に見えます。
 
ふと、昔電子顕微鏡を習った時に、視野のどの部分を写真にするかで全く印象が変わると教えてもらったのを思い出しました。
サンプルのほんの一部しか写らないわけですから、結果が恣意的にならないよう、どこを写すか慎重に考えなければなりません。
 
そういう習慣があるからか、色々な報道を見る時にも、これはどこまで客観的なのか、考えてしまいます。
「市民の声」や「ネット上の反応」の選び方とか、長いコメントをどうトリミングするかでも全然違うニュアンスになります。
恣意的な情報に惑わされない判断力を持ちたいものです。